『部下が思うように成長しない。』このような悩みは管理職から多く聞きます。
本記事では部下が成長しないことで悩んでいる方に、ぜひ取り入れていただきたいポイントを3つ紹介します。
この記事が部下育成に悩む管理職にとって有意義なものとなれば幸いです。
目次
部下を育成するための3つのポイント!デキる部下育成術
部下を育てるプロセスにおいて成功するためには3つの重要なポイントがあります。
ただし、そのポイントを抑える前に前提条件があります。
それはあなた自身が部下と良好な関係を築けているかどうかです。
部下育成には信頼関係が不可欠です。
そのためには普段からコミュニケーションを取りあえていることが必要となります。
普段から否定ばかりする。ありがとうと感謝を伝えない上司を部下が嫌っていた場合、そんな人が成長してほしい!と言ってきても自分の損得しか考えてないじゃないかと思うに違いありません。
その場合は関係を修復することから始めましょう。
部下の成長は自身の役割でもあり、業績UPに貢献できる部下が多くいれば自身のチームとしても企業としても成長していきます。
優秀な上司は優秀な部下を配下に従えているものです。
キングダムでも副将めっちゃ優秀ですね。。
部下育成のポイントは難しくなく誰でもできます。
日々意識して取り組んでいきましょう。
部下育成のポイントはこの3つ
部下育成で悩んでいるのであれば以下の3つのポイントを抑えましょう。
ポイント
- 部下を知る
- 目標を共有する
- ティーチングとコーチングを使い分ける
普段からデキていますか?
自身の言動、態度を振り返り、出来ていないところは意識し改善しましょう。
以降にそれぞれの解説を記載していきます。
部下育成のポイント①:部下を知る
3つのポイントの中でも最も重要なのが
部下を知るということです。
部下と本気で向き合い、心の底から成長させてあげたいと願うことが重要です。
そのためには、部下が何が得意で、何が苦手か。何がモチベーションで働いているのか。仕事に対してのやりがいは何なのか。を知りましょう。
部下を知らないと、お願いした仕事が実は部下にとって本当に苦痛なほど苦手な仕事だったり、悩んでいることを把握できません。
定期的に面談を行ったり、食事に行ったり、1on1で話せる機会を設け、部下自身を知りましょう。
僕は出張の際、軽い感じで聞きこんでます。
堅苦しい場じゃない分、部下の素が出やすいのでオススメです。
また、3つ目のティーチングとコーチングの使い分けにも繋がりますが
部下を知り、能力の把握を行うことで部下にとって適格な指導育成を行うことが出来ます。
なので、まずは部下自身を知り、成長してほしいと心から想い、指導しましょう。
部下育成のポイント②:目標を共有する
2つ目は目標を共有することです。
目標を明確にし、部下と目標を一致させましょう。
目標が一致していないと、対応する業務に対してやることなすことバラバラとなり、自分がしたいことをしているだけとなります。
当然ながら自身が指導したとしても、目標が一致していないと部下はなぜ指摘されているのかも理解できません。
また、目標を設定する際は抽象的な目標設定をしてはいけません。
目標は測定できるものになっているか。具体的か。数値化されているか。
確認しましょう。
また、部下の能力に対し、わずかに超えた目標を設定することも大事となります。
ちょっと難しいくらいが部下のやりがいにつがります。
目標を設定したら、部下も納得している目標とします。
部下自身が自分で納得し、達成しようと思った目標であることが重要です。
部下自身に意思を持って取り組んでいってもらうことで、自ら考え工夫するようになります。
部下育成のポイント③:ティーチングとコーチングを使い分ける
3つ目はティーチングとコーチングを使い分け指導することです。
部下の能力を把握し、使い分けましょう。
簡単に説明するとティーチングは直接教え、アドバイスすること、コーチングは相手に気づかせる手助けを行うことです。
部下がまったくの初心者で、社会人経験がないのであれば、ティーチングからスタートしましょう。
部下は業務に対する知識や経験がある状態であるならば、コーチングを行い、自分で考えることをさせましょう。
繰り返すことで自発的に行動し、自分で考える癖がつきます。
またコーチングの良い点は自分も気づけなかった解を部下が持ってくることにあります。
目標を達成するための正解は1つではありません。
自分の考えよりも優れている内容を部下から教わることも出来ます。
コーチングの気を付けることとして、普段から褒めたり承認することを行っておきましょう。
逆に否定したり、否認ばかりしていると意見を言ってもらえなくなります。
まとめ
本記事では部下育成に関するポイントは3つに絞ってお伝えしました。
どれも意識すればすぐできる内容だったかと思います。
あなたの意識の変化は部下はすぐに感じ取れます。
部下を真剣に成長させたいのであれば部下を知り、部下に合った育成手法を施すことが重要です。
目標を一致させ、部下とコミュニケーションを取りサポートしていきましょう。